なぜ“癒し”では足りないのか？

ー “再起動”という考え方が生まれた理由 ー

はじめに：癒されても、また疲れる理由

どれだけ休んでも、なぜかすぐ疲れてしまう。
リラクゼーションに行っても、次の日にはまた体が重くなる──。

そんな繰り返しを感じたことはありませんか？

「癒し」は一時的な安らぎを与えてくれます。
でも、多くの人が求めているのは「一瞬のやすらぎ」ではなく、
“根っこから元気を取り戻す”ことではないでしょうか。

巡り葉が目指すのは、
癒しではなく「再起動（リスタート）」。

それは、心と体の奥で止まっていた“巡り”を、
もう一度やさしく動かし始めることです。

どれだけ休んでも疲れが取れないのは、心が休んでいないから

疲れの原因は、単純に「働きすぎ」だけではありません。
体を休めても、心が緊張したままだと、
脳が「まだ戦っている」と勘違いしてしまうのです。

• 休みの日でも、頭の中では仕事のことを考えている
• 寝ても“熟睡”できず、朝がしんどい
• 「大丈夫」と言いながら、本当は限界を感じている

このような状態では、体をどれだけ整えても、
心のプログラムが“頑張るモード”のまま。

つまり、「癒す」では足りないのです。
心の奥にある“頑張りすぎの回路”そのものを、
一度“再起動”する必要があるのです。

癒しは“回復”、再起動は“再生”

「癒し」と「再起動」の違いは、目的にあります。

• 癒し：痛みを和らげ、心を落ち着かせること
• 再起動：止まっていた心と体を、もう一度動かし出すこと

癒しが「止まるための時間」だとすれば、
再起動は「動き出すための時間」。

巡り葉のセッションでは、
単にほぐす・癒すのではなく、
“もう一度、あなたらしく生きる力” を呼び覚ますことを大切にしています。

“再起動”とは、心と体を“再接続”すること

私たちは、ストレスや不安を感じるたびに、
少しずつ「感じる力」を切り離して生きてしまいます。

たとえば──

• 「泣きたいのに我慢する」
• 「しんどいのに笑顔で対応する」
• 「怒りを感じたくないから、飲み込む」

こうした小さな積み重ねが、
“心と体の断線”を生み出します。

巡り葉で行う「再起動」は、
この断線をやさしくつなぎ直す時間。

ゆっくり話しながら、
体の感覚を思い出し、
呼吸を取り戻す。

そのプロセスの中で、
「本当の自分」に再接続することが起こります。

巡り葉の“再起動セッション”が生まれた背景

私自身、かつては「癒す」ことを目的にしていました。
施術やヒーリングを通じて、クライアントが笑顔になる瞬間が嬉しかった。

でも、同じ方がまた数週間後に来られ、
「最近また調子が戻ってしまって…」と話す姿を見たとき、
気づいたんです。

「癒しは届いているけど、根っこが変わっていない。」

そこから、「心と体の“めぐり”そのものを再起動させる」
新しいアプローチを模索するようになりました。

それが今の巡り葉の形です。

再起動のプロセス

巡り葉の再起動セッションは、次の3ステップで進みます。

1️⃣ 話すこと（解放）
　誰にも話せなかった思いや葛藤を言葉にすることで、心の圧をゆるめる。

2️⃣ 感じること（再接続）
　ボディワークや呼吸法を通じて、体と感情を再びつなぐ。

3️⃣ 整えること（安定）
　体と心が同じ方向を向いたとき、自然に“めぐり”が始まる。

この流れは、単なる施術や癒しとは違い、
「意識・感情・身体」の三方向を整えることを目的にしています。

再起動の先に見えてくるもの

“再起動”を体験した方からは、こんな変化の声が届いています。

「朝、自然に目が覚めるようになった」
「仕事に追われる感覚が減った」
「人に優しくなれた」
「自分のことを責める癖がなくなった」

再起動は、心と体の回復に留まらず、
生き方そのものを穏やかに変えていくプロセスです。

癒しから再起動へ──“めぐり”のある生き方へ

癒しは「終わりのない修復」かもしれません。
けれど再起動は、「新しい始まり」。

心も体も、止まってしまうことがあります。
でも、それは壊れたわけではなく、
次のステージへ移るための合図なんです。

あなたの中にも、“めぐり”を取り戻す力がちゃんとあります。
そのスイッチを押すお手伝いをするのが、巡り葉の役割です。

まとめ

• 癒しは一時的な回復、再起動は“生き方の再生”
• 心と体を再接続することで、本当の意味での「回復」が起こる
• 再起動の先には、「自分らしいリズムで生きる力」がある

巡り葉からのひとこと

休むことは、止まることではなく、
“もう一度、動き出す準備”です。

あなたの心と体が再び“めぐる”その瞬間を、
巡り葉はそっと見守っています。